第17回 「事前にお悩み相談が送られてくると、お悩み相談に悩んじゃう」2019年02月11日(月)公開

平成最後のお正月をどう過ごしたのかについて話し合う17回目の今回。新井さんは無事、芸能人らしくお正月ハワイに行けたかどうかについてのお話や、いつも通り変わりのないお正月であれば食べるであろう「おもち」についての好みというか、お雑煮の汁について新井さんがどう思っているのかについてなどをお話しながら、平成最後のお正月の思い出について語り合いました。

また、映画・ドラマの話では、いよいよ新井さんがサードシーズンにたどり着いた話や、上妻の「なんでレオ・ジョンソン(エリック・ダ・レー・吹替:大塚明夫)って車椅子に座ってるんだっけ?」という疑問(記憶喪失?)について、セカンドシーズン特有のグダグダさを、すっきりと新井さんが整理して説明してくれています。

映画は(『キングコング』と)ウォルフガング・ペーターゼン監督の『第5惑星』(Enemy Mine)地球人とドラコ星人の関係を軸に映画紹介がありました。『キングコング』で上妻が言いたがっていた役者さんはナオミ・ワッツ(2005年版)で、新井さんが見たものは1933年版のものだと思われますが、奇しくも2005年版は1933年版のリメイクなのでした。

【15分42秒あたりから】今回のお悩み相談コーナーは…

匿名希望44歳賛からの「最近になってやっと、自分が常態的に卑屈状態にあることに気が付いてきました。また同時に家族以外の周りを見渡すと、案外そうではない人が多くいるんだなぁとも思います。恵まれたことにそういう人たちとの出会いによって励まされたり、助けられたりして、何とか生活している状態です。遺伝的なものなのか、環境的なものなのか、理解が進んでいませんが、最近私の子どもも同じような性質が見られると感じることがあり、将来を心配しています。もちろん自分自身の心配もありますので、あらいさんもあがつまさんもラジオではそういったところを感じさせないのですが、くさくさしたときとか、鬱々したときとか、がっかりしているときとか、ひがんでいるときとか、迷っているときなどに一歩先に踏み出すための行動、抜け出す考え方などお考えのところをアドバイスいただけませんでしょうか。よろしくお願いいたします。」というお悩み相談に新井さんが真剣に悩んでしましました。

【42分05秒あたりから】今回の「90年代のハードロックやヘヴィメタルを聴こうのコーナー」は…

今回の一枚は、イギリスのハードロック・バンド:モーターヘッド(メジャー・レーベル エピックからのリリース第1弾)通算9枚目のスタジオ・アルバム『1916』です。日本ではバーンには2月7日予定とかいてありますが、1991年3月1日にEPICソニーから発売されています。(アメリカでは2月26日のようです。)

本国イギリスの”UK Albums Chart”では24位、Billboard 200では最高で142位。アルバム冒頭の1曲目”The One to Sing the Blues” がシングルカットされUK Singles Chart.でピークが45位でした。数字だけを見ると、いまいちパッとしない感じがしますが、当時の各種評論では、高評価でアメリカの音楽評論家Robert ChristgauはA-の評価で“sonically retrograde and philosophically advanced.”と評しています。グーグル翻訳すると、「”音響的逆行性と哲学的に高度な”」と表示されました。このアルバムは1992年のグラミー賞ベスト・メタル・パフォーマンスにノミネートされましたが、この6ヶ月後にリリースされる、メタリカの「メタリカ」にその座を奪われてしまいます。

バーンのレビューをまとめると、「アメリカに本拠地を移してイメージはどう変わるのかが懸念されていたが、彼らの見ていたアメリカというのは、9の曲名にもあるような世界ーつまり彼ら自身が’70年代にイギリスに出現した時点でのエネルギーを未だに持ち続けているアメリカーだったと見える。」(平野 92)、「タイトル・トラックの“1916”が何を指すのか?!歴史上の悲惨な事実を曲にした意図は?!……何もかもが興味深い」(酒井 88)、「本作でのアプローチには、R&Rバンドとしての自由さが感じられる。(中略)親しみやすさを持ちながら媚びた印象が無いのも嬉しい。レミーという人間の匂いのする作品」(増田 88)

プロデューサーはホワイトスネイクの結成にも関わったことのある、セッション・ミュージシャン、プロデューサーのPeter Solley。1992年に発売される『March Ör Die』でも引き続きプロデューサーを務めています。ベースはレミー、ギターはフィル・キャンベルとワーゼル、ドラムはフィル・テイラーとなっています。

というわけで、結成から15年イギリスからアメリカに本拠地を移し、インディーからメジャーに移籍して新規一転かと思いきや・・・の『1916』を今回は鑑賞します。と、なんかずっと気になってたんですけど、メルカリで買ったこのCD外側と中身が違う?!というわけで、今回は問い合わせ中なのでユーチューブでを鑑賞しました。

【58分00秒あたりから】エンディング

「YouTubeを聴きながら収録したので間が変だ」というような話の流れで、「まぁその辺は切っちゃって」という上妻に対して「ラジオの編集はわかる」「話の流れが変?」「切っちゃうとツマンナイ」と新井さんが返答するのを経て、裕木奈江のオールナイトニッポンについての「間の」思い出についてもお話ししています。

ラジオを二倍の速さで聞く話や、レコードの回転数とツインピークスでMuddy Magnoliasの「American Woman」が回転数を落としてかけている話、新井さんのツインピークスのまねや上妻のいっこく堂のまね、お笑いコンビ:金属バットの「まなかな」や「円周率2」の話など、尻上がりに面白い話をする17回目でした。

第16回 「お前らが普通の音楽あんまり聞いてないから、俺がお前たちに本当にいい音楽を聴かせてやる【魅惑のインスト曲編】by木村俊介・後編」2019年01月21日(月)公開

2018年がはじまってもう既に3週間。やっと、お正月にBSプレミアムで放送された『名盤ドキュメント「YMO“ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー”」』と『細野晴臣イエローマジックショー2』を鑑賞することができました。もっとも、後者の方はドテラYMOの後の教授と一緒に日本に帰ってくるあたりで、(諸事情で)観るのをやめてしまったのですが、教授のJUNO-6の音がこう、もう、懐かしい音をしているなぁと。でも、前回のカシオトーンの方が音が良いような気がしたりします。

もう一つ、気づいた点としては、前回のイエローマジックショーでは教授と細野さんの立ち位置が、普通に考えると逆なのですが『2』ではその立ち位置が修正されていて良かったと思うのですが、何度となく『細野晴臣イエローマジックショー』をみていると、今回の立ち位置には違和感を感じてしまうのです。

お正月に更新されたっきりで「あれ?五丁目ラジオ、前・後編の特集、後編アップされないのか?」ってなっている頃かもしれないのですが、私あがつまの仕事がちょっと忙しかったので、滞ってました。すみません。なので今日になっちゃいました。

というわけで、私とあらいさんの「おはようございます」の挨拶からスタートする16回目では、冒頭に前回の続きで、落語の『時そば』に関する豆知識「花巻としっぽく」についての話や、あがつまが考えた「五丁目ラジオ」の目標と、もしその目標を達成したさいにこんな企画はどうだろう?についてお話しています。またその流れで、「中学生が買うべき次の1本のギター」とあらいさんが買ったOrville by Gibsonの話は(実は)今回の聞きどころかもしれません。

前回に引き続き第16回も、ゲストに音楽研究家の木村俊介さんをお迎えして、特集:「お前らが普通の音楽あんまり聞いてないから、俺がお前たちに本当にいい音楽を聴かせてやる【魅惑のインスト曲編】by木村俊介・後編」をお送りします。清志郎よろしく、ベイエリアからリバプールから、木村さんのアンテナがキャッチしたナンバーを聴きながら、木村さんの投げやりな話し方に、あがつまがキレています。

【16分30秒あたりから】特集:「お前らが普通の音楽あんまり聞いてないから、俺がお前たちに本当にいい音楽を聴かせてやる【魅惑のインスト曲編】BY木村俊介・後編」

Björk: Hyperballad

Cozy Powell: Ride To Win

日本のYOUTUBEではブロックされていて聞けませんでした。

坂本龍一: オネアミスの翼 メイン・テーマ

capsule: FLASH BACK

Harold Faltermeyer & Steve Stevens: Top Gun Anthem

【53分00秒あたりから】今回のお悩み相談コーナーは…

  • ラジオネーム:どらねこぐんだんママ賛からの「職場の隣の席に座っている人に対するお悩み」にお答えしました。

第15回 「お前らが普通の音楽あんまり聞いてないから、俺がお前たちに本当にいい音楽を聴かせてやる【魅惑のインスト曲編】by木村俊介・前編」2019年01月04日(金)公開

2018年はイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)の結成40周年のアニバーサリーイヤーでしたが、電気グルーヴが結成30周年、人間椅子がデビュー30周年の2019年、1回目の配信は、私とあらいさんの「こんばんは」の挨拶からスタートします。その理由は、今回のゲスト:木村俊介さんの終業待ちのため、遅い時間から収録したためです。

というわけで第15回は、ゲストに音楽研究家の木村俊介さんをお迎えして、特集:「お前らが普通の音楽あんまり聞いてないから、俺がお前たちに本当にいい音楽を聴かせてやる【魅惑のインスト曲編】by木村俊介・前編」をお送りします。

今回の配信では、私たちが聴いたことのない最新ヒット曲や、木村さんのオールタイムフェイヴァリット、最近ブームだというプログレッシブ・ロックなどを聴きながら、2019年の音楽展望や、最近の研究活動とこれからについて、木村さんの近況などについてうかがいたいと思い、事前に「最新編-3曲・オールタイム・ベスト編-3曲・プログレ編-3曲・Jpop編-1曲」とオーダーを出しましたが、全くそれを無視した選曲をしてきてくれました。

まぁ、清志郎よろしく、ベイエリアからリバプールから、木村さんのアンテナがキャッチしたナンバーを聴きながら、いつも通りの無駄話をしています。

【15分30秒あたりから】特集:「お前らが普通の音楽あんまり聞いてないから、俺がお前たちに本当にいい音楽を聴かせてやる【魅惑のインスト曲編】by木村俊介・前編」

Van Halen: Eruption

Dokken: Mr. Scary

Steve Morse Band: Stressfest

fox capture plan: Attack on fox

fox capture plan: カバー曲

【ネタバレ】https://youtu.be/mUe4w4lP9e0

【48分35秒あたりから】今回のお悩み相談コーナーは…

  • ラジオネーム:忘却のさちこ賛からの「始めたばかりの仕事が思うように進められず落ち込み、そのことを愚痴らせてくれ!と知人にSOSを出したら、この場所で吐き出せとばかりにリンク飛んできたので、送ります。もうこれだけで元気でちゃうんじゃない?!って気分です。嘘です。」にお答えしました。

各種、5丁目副産物を色々と発行していく2019年にしたいと思います。今年もよろしくおねがいいたします。

第14回 「楽しむことだ。」byジェリーガルシア 2018年12月21日(金)公開

相変わらず私たちの大好きなマーティン・スコセッシ(Martin Scorsese)監督の『ウルフ・オブ・ウォールストリート(The Wolf of Wall Street)』(2013年)のお話から始まる、クリスマス直前の第14回。

石野卓球さんの家には随所にラジオが置かれている、そのインプットがオーバーフローしているので、脳と口が直結しているようなお話をできるのでは無いかという仮説や、「ドブ探訪」「ドブを訪ねて三千里」、スーパーラットに関する考察などをしているかと思うと、武蔵一宮氷川神社で行われた、テレビ東京の番組「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」で、犠牲になってしまったお魚さんたちと、前回紹介した映画『忍者狩り』の意外な関係などについて、多様なお話をしています。

また、「ヒソヒソ話」はなぜよく聞こえてしまうのかについて考察する中で、人を惹きつける話し方のコツとして古今亭志ん生 (5代目) が言っていた(らしい)ことを思い出しながら、「目玉のおまわりさん」や「いじわるばあさん」など昭和を懐かしむ、ツイン・ピークス the returnで言うところの「今は何年だ?」と言う、相変わらず内容があるようで無いような、無いようであるかのような会話をしています。

【21分55秒あたりから】今回のお悩み相談コーナーは…

  • ラジオネーム:サイタマン(苦笑い)賛からの「2時間ドラマ西村京太郎トラベルミステリー十津川警部シリーズを本編よりもオープニングの音楽が好きすぎて何度もリピートしてしまい本編がないがしろになってしまいます。助けてください。」
  • ラジオネーム:文字化け賛からの「動物が好きです。動物と話がしたいです。実家の猫には話しかけていますが、わかっているのかわかりません。逆に実家の猫も話しかけてくれますが、何を言っているのかわかりません。なんの言語を覚えればいいですか?」

【41分58秒あたりから】今回の「90年代のハードロックやヘヴィメタルを聴こうのコーナー」は…

今回の一枚は、今回の一枚は、ドイツのヘヴィ・メタルバンドのハロウィンの4枚目のスタジオアルバム、『ピンク・バブルズ・ゴー・エイプ』です。日本では1991年3月に発売予定でしたが、アーティスト側の都合により1992年3月27日の発売ということで、約1年発売が伸びています。

アーティスト側の都合とは、1991年3月のリリース直前に、以前のレコード会社から裁判を起こされ、イギリス以外では発売中止、バンド活動も禁止になってしまった、ということです。ですが、1年後に裁判の決着がつき、イギリス以外でもアルバムがリリースされ、バンド活動解禁されました。

プロデューサーはジューダス・プリースト関係のお仕事でよく知られる、クリス・タンガリーディス。チャートをみてみると、アメリカでは相手にされず、スウェーデンとノルウェーでは最高14位、日本では31位、本国ドイツでも32位といかにもケチのついたアルバムのセールスといった趣です。

次回は木村くんが本当に来るのか?!

第13回 「なくなったときに「はっ。」って気づくときあるよね?」 2018年12月10日(月)公開

「年末だからぁ」はユニコーンのあの歌ですが、私あがつまが入院したり、退院したり、また入院して退院したと思ったら、今度はあらいさんが入院したり、退院したりした年始はもうすぐそこな、12月も3週目が始まる今日この頃。

細野晴臣さんや岡田くんが言うところの「もうすぐクリスマス」も目前の今回は、「大福の食べ方を研究している人」と「鬼太郎のソフビを持って床屋さんに行きこう言う風にしてください」と言った人たちによる相変わらずなお話をしています。

あらいさんが参加するむゆうじゅの3rd cd 『Eternal Silence』がいよいよできたと言うお話をしていますが、収録したのは11月なので、もうすでに東京・国分寺のカフェスローで行われたリリース・パーティも終わってしまっています。しかし、今回の収録日には“実は”まだ入稿予定日には間に合わなかった、今夜くる修正原稿にすぐに「いいねー!」ってすると宣言していました。

また、それに伴って「CDを作るときにどこにお金をかけるか」や「波形が帯になっている」話や、「なぜ波形が帯になってしまうのか」と言うようなことをお話しています。

今回の映像の話は、あらいさんが「すっぴん」で聞いた春日太一さんのお話の隅っこに登場した山内鉄也監督の「忍者狩り」(1964(昭和39年)/9/5公開 87分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:13577 配給:東映 製作:東映)についてお話をしています。また、あがつまは相変わらずデヴィッド・リンチ祭りが継続しており、ツイン・ピークスのうすーいお話をしています。

【21分45秒あたりから】今回のお悩み相談コーナーは…

  • ラジオネーム:サイタマン(苦笑い)賛からの「宗教上の理由で電子レンジがつかえません。でも(カップにあけてレンジでOK)「もちしるこ」が食べたいのです。」
  • ラジオネーム:どらねこぐんだんママ賛からの「5歳の息子と2歳の娘の朝ご飯を食べるペースが遅くて困ってます。私は毎日怒るのが日課になってしまっています。どうにかならないものでしょうか。もう少し大きくなったらちゃんとご飯食べてくれるのでしょうか?」

【41分37秒あたりから】今回の「90年代のハードロックやヘヴィメタルを聴こうのコーナー」は…

アメリカのハードロック・バンドのバッド・ムーン・ライジングの1枚目のスタジオアルバム、『バッド・ムーン・ライジング』です。日本では1991年3月13日にポニーキャニオンから発売されています。

バッド・ムーン・ライジングは、ボーカルは元ライオンのカル・ スワン、ギタリストは、ライオンからの同僚で、世良公則の2003年『照-SHO』 2007年『JACARANDA』のレコーディングに参加し、2006年から2011年までホワイトスネイクのギタリストを務め、2008年『Good To Be Bad』、2011年『Forevermore』の2枚のアルバムを残したダグ・アルドリッチ、ベースは1999年から2001年ごろまでダグ・アルドリッチとバンド:バーニング・レインで活動を共にするイアン・メイヨー (Ian Mayo) 、ドラマーは、元ハリケーンアリス(tear the house down テア・ザ・ハウス・ダウン)のジャッキー・レイモス(Jackie Ramos)の4人からなるアメリカのロックバンドです。が、カルスワンはスコットランドのグラスゴー出身のため実は、アメリカンなというよりはブリティッシュなバンドなのでした。

プロデューサーはMACKと書いてあります。おそらくドイツ人のプロデューサーReinhold Mackのことを指していると思われます。過去には Queen や Electric Light Orchestraなどの仕事をしているプロデューサーなので、結構気合の入った人選だったのではないかと推測されます。

第12回「いいね。いいねいいね。」「泥粘土の人形」「ピングーね。」  2018年11月25日(日)公開

12回目の今回は、新井さんの洗濯物待ちの時間を使っての収録でした。相変わらずの落語ネタからスタートする今回、前回までのリアルタイム入力によるテクノ風(ロッテルダムテクノ風←上妻が言いたいだけ)から一変しあらいさんの「俺、ギター弾きたい」という意思によりBGMが素敵なギターのインストになっています。

オープニングトークでは「五丁目新聞をまた作る」という話からはじまり、新聞のあらいさんのコーナー名がまだないので何にしようかというような話や、あらいさんが最近買った本:町田康さんの『ギケイキ2: 奈落への飛翔』(河出書房新社、2018)についてお話ししています。

一度来てしまうと何通も来てしまう「お悩み相談コーナー」ではラジオネーム:おばけナイターさん(41歳)からのお悩み:ゴミの不法投棄、ゴミ捨て場を荒らすカラス、その被害を受ける相談者さんの車についてのお悩みについてイリュージョン(©立川談志)しています。

ちなみに、冒頭の「俺が死んでる」は恐らく粗忽長屋からの引用だと思われます。浅草観音詣でに来た八五郎が、身元不明の行き倒れを同じ長屋の熊五郎だと言い、長屋に急いで戻った八五郎が「お前が死んでいたよ」と熊五郎を説得します。とまぁ云々があって、八五郎に言いくるめられて、熊五郎は自分が本当に死んだのだと納得してしまいます。熊五郎は自分の死体を引き取るために八五郎と連れ立って浅草向かう…という話です。「抱かれているのは確かに俺だが、抱いている俺は一体誰だろう?」というさげが奇しくも、今回のお悩み相談コーナーの応えに実は近いかもしれません。

今回の「90年代のハードロックやヘヴィメタルを聴こうのコーナー」は…

今回の一枚は、アメリカのハードロック・バンドのグレイトホワイトの5枚目のスタジオアルバム、『フックド』です。日本では1991年3月6日に東芝EMIから発売されています。

Billboard 200で最高で18位ですが、Swiss Albums Top 100でも5位といかにもアメリカな音の割になぜかスイスでバカ売れしています。ちなみに日本ではオリコンチャート39位が最高位でした。”Congo Square”、”Desert Moon”、”Call It Rock n’ Roll”がシングルカットされており、”Call It Rock n’ Roll”のみがBillboard Hot 100で53位にチャートインしています。と、まぁ、何となく中途半端な印象ですが、アメリカとカナダでゴールドディスクの認定を受けています。

プロデューサーは当時のガンズアンドローゼズのマネージャーAlan Nivenと、エンジニア・プロデューサーで過去のグレイトホワイトのレコーディングにもメンバーとして参加しているMichael Lardieの共同プロデュースです。

第11回 「クッパ。マリオに出てくるやつ。ブォブォってやつね。」 2018年11月15日(木)公開

毎回お悩み相談が来ないため、フォームが壊れているかと思いなんどもテスト送信を繰り返していた上妻のもとにとうとう、お悩み相談のメールが届いたため、誰も聞いてないかもしれないという不安から11回目にして脱することができた今回。

あらいさんがキウイとパパイヤ-マンゴーズの海外(韓国)ツアーで体験した、おしゃれカフェでコーヒーを飲んだり、おしゃれカレー屋でカレーを食べたりした話や、2日間でハッシー&theアラビアンナイターズの新作のレコーディングをしてきた話などをしています。

そしていよいよ匿名希望(44歳)さんからの「お悩み相談」に私たちが応えています。「こどもを一喝で静かにさせてみたい」という家庭内のヒエラルキー最下層にあるお父さんからのお悩みについて考えています。宇垣美里アナ言う所のソリューションというより故・立川談志師匠の言う所のイリュージョンに近い雰囲気が漂っています。

今回は途中でthe pillowsの新曲や新譜聞いてみたりしています。相変わらず伝えるのが下手くそな上妻が、愛するがあまりに喋りすぎています。

今回の「90年代のハードロックやヘヴィメタルを聴こうのコーナー」は…

今回の一枚は、アメリカのハードロック・バンドのカトマンドゥの最初で最後のスタジオアルバム、『カトマンドゥ』です。日本では1991年2月21日にEPICソニーから発売されています。

歴史に残るようなアルバムではないらしく、WIKIを探しましたが、FASTWAYという元モーターヘッドのエディ・クラークと元UFOのピート・ウェイによって1983年に結成されたNWOBHMヘヴィメタルバンドの所にちょろっと出てくるだけですし、ひとまず海外のWIKIを調べると確かにFASTWAYの項目の中に記載があります。エディ・クラークとピート・ウェイと聞けば、まぁ何となく「へぇ。そうなんだ。」という感じはあるかと思います。そのFASTWAYのヴォーカルだったDAVE KING(vo)とKROKUS、ASIAそしてGOT⊥HARDのギタリストだったマンディ・メイヤーが中心となって結成したバンドがカトマンドゥです。B!誌のレビューをまとめると下記のような感じです。

  • 「1990年は亜流が主役を目指した年だった。勿論、力量・個性がないから端役にもなれず、単なる通行人役に終わったが…。その一方で、異彩を放ったグループもいくつか出現したが、変わり者扱いされただけという事実もあった。(中略)KATMANDUのサウンドにも強い個性がある。亜流好きには無理だろう。」(酒井)
  • 「とてもシンプルな作りのくせに、心に熱く広がっていくのはデイブのハート&ソウル(C YOKO HAYASHI)のせいなのか。勿論マンディ・メイヤーのギターの繊細な音とフレーズも彼らの大切なサウンドの要素。でも、何かムズカシくなくていいよ、コレ。これも1つの原点でしょうかね。」(大野)
  • 「この作品が本当に始まるのは4あたりからだ。曲が進む毎に、マジに深みにはまっていく。(中略)各プレイヤーの技量も申し分なく…、やはり何よりもすごいのはデイブ・キングの“歌”だ。」(増田)

とはいうものの、wikiには詳しい情報はないのですが、日本の個人サイトではよく取り上げられていて、一様に「日本だけでヒットしたアルバム」と評されています。次回のグレイト・ホワイトと比べるようなバンドではないのですが、こちらもヴォーカルがプラント系です。もっともジャック・ラッセルより線が太い。こちらの方がより雄雄しい感じです。ハードロック好きにはこちらの方が強くプッシュできます。あと、ベースが黒人の方なので、というとステレオタイプに聞こえてしまいますが、どことなくファンキーです。でも全然悪くない。俺もですね、最初から聞いててつまんないアルバムだなーと思ってたのですが、確かに4曲目あたりから、これ、すげーいいじゃねぁか、という感じになってきます。オススメです!

1991年の2月は日本でいうと、森口博子[9thシングル] 『ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜』、小田和正[6thシングル] 『Oh! Yeah!/ラブ・ストーリーは突然に』光GENJI[12thシングル] 『風の中の少年』、Mi-Ke[1stシングル] 『想い出の九十九里浜』などが発売されています。

第10回 「疼くんだ。血が。」 2018年10月28日(日)

最近、テキスト担当のあがつまは毎晩ツインピークス・ザ・リターン漬けの日々を送っていますが、家族が寝静まる23時ぐらいから見ると、30分ぐらいで寝落ちして劇中の誰かの叫び声で目を覚まします。10回目の今回は、前回同様1時間半越えの超大作です。ツインピークス・ザ・リターンでいうと、大体2話分。

冒頭25分ぐらいは、いつも通りあがつまとたわいのないお喋り:電球の話や、「5丁目ラジオのジングルが欲しいので、今叫ぶからこれを使ってジングルを“暇な時に”作ってくれ」と乱暴にあがつまがあらいさんにお願いをしたりし、この世に幽霊や妖怪・妖精が存在するか。落語「芝浜」の良さを人に説明するとき、どこがどう良いのか、説明しにくいという話をしています。

今回も、前回に引き続き、ゲストにあらいさんのバンド仲間:善財和也(a.k.a.むゆうじゅ,KAMOSU)さんをお迎えし、大駱駝艦・天賦典式を主宰する麿赤兒さんとの出会いや、白塗りで踊ったりしていた話。そして、その踊りに自分で音をつけたくなり、カセットMTRで楽器じゃないもので音楽を作ることが面白かったなどなど…。また「妄人文明」を始めた経緯や、「妄人」に関する説明、「念形師家元 須永健太郎」さんの「念形」についてなど今までに聞いたことのない文化が目白押しです。また、ホーミーに興味のある方には必聴の回となっています。

前回同様、善財さんのお話があがつまにはとても興味深く、面白いのですが、真似はできないなぁ。と思いました。誰かの夢の話を聞いているかのような、前回と今回はツインピークス・ザ・リターンで言う所の「僕らは夢の中に生きている」感がでています。

今回の「90年代のハードロックやヘヴィメタルを聴こうのコーナー」は…

今回はあがつまがCDを忘れて来てしまったので、以前話題にのぼっていた高木ブーさんの「LET IT BOO」を聞きました。2000年1月21日にソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズから発売されています。

このアルバムは題名の通りビートルズのカヴァーアルバムで、収録曲は「OB-LA-DI,OB-LA-DA」「MICHELLE」「YELLOW SUBMARINE」「SHE LOVES YOU」「YESTERDAY」「ALL MY LOVING」「HERE COMES THE SUN」「LOVE ME DO」「TICKET TO RIDE」「GIRL」「LET IT BE」。

第9回 「俺はジョン・レノンなんかに似てねぇ、俺はあんなにブサイクじゃねーんだ」by 中島らも2018年10月13日(土)公開

あっという間に今年も「年内に一度会談しましょう」と、年内があとわずか、平成もあとわずかな今日この頃。5丁目ラジオ(仮設でありながら)特設収録スタジオが6丁目にお引越しの第9回目は、ゲストにあらいさんのバンド仲間:善財和也(a.k.a.むゆうじゅ,KAMOSU)さんが、満を持して、登場。「2時間のインタビューは長かった…編集に手付かず。さすがに撮りっぱなしでは厳しい。」という編集担当のあらいさんのコメントが印象的でした。

あらいさんと善財さんの対談は、「カンパーイ」で始まり、善財さんが、周波数FM 78.0MHzのBayFMで昔やっていた10分ぐらいの番組で何をやっていたのか、「和也声が震えてたなぁ」という感想とか、P-MODELの平沢進さんの話や落語が好きだとかいう話、あらいさん(や上田くん)の大好きな中島らもさんと善財さんが対バンした時に、「この(「ブズーキー」という)楽器はどういう風にチューニングしてはるんですか?」と尋ねられた話をしています。

あらいさんによって「ほんとにこまったんが〜」の呪文によって善財さんは召喚されてしまったのではないかという懐疑から、東京大学物語、東京ラブストーリの話に。

善財さんが音楽を始めたきっかけ。サッカー、野球、ドッジボールと言った競技に対するルサンチマン。栄光に向かって走り始めた中学の文化祭でブルーハーツを演奏したこと、白井幹夫さんの弾くピアノについての思い出など、それに端を発してライブハウスに引っ張られて行く話は、カート・コバーンかニルヴァーナへ向かうかのごとく、必然というか自然というか、というお話をしています。

あがつまとのオープニング・トークではいつも通りのたわいのない話の中で、キウイとパパイヤ、マンゴーズのミニアルバム『ON SHORE』がおフランスの(時間)感覚でレコードリリースがあるかもしれないという話もありました。スポティファイItunes(600円)で「世界中のみんながちょいちょい買ってくれるといいな」とあらいさんが発言していました。

今回の映画話はクエンティン・タランティーノの『レザボア・ドッグス』(1992年 原題:Reservoir Dogs)、マイク・ジャッジ監督『26世紀青年』(2006年 原題・英: Idiocracy)などのお話をしました。また映画鑑賞のライフハック「映画を流しっぱなしでトイレに行く」が提案されました。

今回の「90年代のハードロックやヘヴィメタルを聴こうのコーナー」は…

今回は、デイヴィッド・リー・ロスの3枚目の(フル)スタジオアルバム、『ア・リトル・エイント・イナフ』を鑑賞しました。日本では1991年2月15日にワーナーミュージック・ジャパンから発売されています。ファーストソロアルバム、『イート・エム・アンド・スマイル』 (1986)は全米チャートで最高位4位のプラチナム、セカンドソロの『スカイスクレイパー』 (1988) も全米チャート最高位6位でこちらもプラチナムを記録。ですが、本作は残念ながら全米チャート最高で18位で。ゴールド・プラチナの認定に至りませんでした。

しかしながら、今年度この5丁目ラジオ「90年代のハードロックやヘヴィメタルを聴こうのコーナー」開始以来、あがつまの個人的ベスト作品です。

本作は、3大スティーブギタリスト:スティーブ・ヴァイも、後のミスター・ビッグのベーシスト:ビリー・シーンもいないのですが、あのカコフォニーで、今や日本人で一番有名な外国人ギタリストマーティ・フリードマンと一緒に活躍した、ジェイソン・ベッカーがギターを弾いています。ドラムは引き続きグレッグ・ビソネット、そしてベースは彼の兄弟マット・ビソネットが担当しています。プロデューサーは、あの、ボブ・ロックです。

とジェイソン・ベッカーどうしてるかなぁ…などと思っていると、2018年12月7日にジェイソン・ベッカーがソロアルバム『Triumphant Hears』をリリースするということです。2018年10月10日Youtubeのオフィシャルチャンネルで公開された「Valley Of Fire」には、マイケル・ファーキンス、スティーヴ・ヴァイ、ジョー・ボナマッサ、ポール・ギルバート、ニール・ショーン、Mattias IA Eklundh、マーティ・フリードマン、グレッグ・ハウ、ジェフ・ルーミス、リッチー・コッツェン、ガス・G、スティーヴ・ハンター、ベン・ウッズが参加しているそうです。

というわけで、ギリギリ全盛期のジェイソン・ベッカーのプレイが聞ける『ア・リトル・エイント・イナフ』、個人的には11曲目の「イッツ・ショウタイム!」があのバンドのあの曲にそっくりで必聴の一曲となっています!

コーナー内で「やる気がなかったので…」と言っていますが、実はやる気がありすぎてウィキペディアに『ア・リトル・エイント・イナフ』のページを作ろうとして、結局作りきれなかったという経緯がありました。

第8回 「シタールはどこの国の楽器ですか?」2018年9月27日(木)公開

もうすぐは10月ですが、前回同様収録はお盆あけの8月17日(金)でした。毎度の2本録りのためちょっとテンションが「ギアいじったっけ、ロー入っちゃって、もうウィリーさ」という所謂「だるま屋ウィリー事件」状態の第8回目はシタールの音からのスタートでした。

前回同様、なかなかお悩み相談のお手紙が来ないので、上妻自ら「限られた時間内で文章を書くのが苦手だ。」と、夏休みの夏期講習で感じたことを新井さんに相談しました。

今回はタイトルコールが早かったため、新井さんによるライブ録音のBGMが「いつもより余計に(多く)回しております」という海老一染之助・染太郎MIXでお送りしております。

そして、そのBGMを作るための機材紹介や一工夫、どういう環境で聞いて欲しいかといった音楽的な話をしています。そのほか、246に気をつけろ!、オバケのQ太郎、五丁目新聞を国会図書館に収めに行きたい話、関沢先生のコラム「発想コンサルタント」についてのお話など、いつも以上にとりとめの無い話をしています。

今回の「90年代のハードロックやヘヴィメタルを聴こうのコーナー」は…

レイジの5枚目のスタジオアルバム、リフレクションズ・オブ・ア・シャドウです。日本では1990年12月にビクターエンターテイメントから発売されています。

プロデューサーはARMIN SABOLさんです。読み方はよくわかりません。

チャートや世間一般の評価とは無縁なようで、日本語のウィキペディアにはこのアルバム自体のページはありませんでした。なので、ヒゲ・スカイウォーカーさんがやっているブログ「重金属と共にあらんことを ~May The Metal be with us~」を参照しました。

曲調は大まかに「お笑い」「ギターが聴きどころ」「曲展開で聴かせる」「美メロタ」4タイプの分類されています。お笑いは、2、5、6、12曲目、ギターが聴きどころは3、10曲目、曲展開で聴かせるは4曲目、美メロが8、9曲目で9曲目はこのアルバム唯一のスピードチューンだそうです。この方の【お気に入り】は#9:Saddle The Wind、#3:True Face In Everyone、#8:Faith、#10:Dustで、【爆笑】は#2:Thats Human Bondage,#6:Cant Get Outだそうです。

1990年の12月は日本でいうと、B.B.クイーンズ[2ndシングル]『ギンギラパラダイス』やTM NETWORK[23rdシングル]『RHYTHM RED BEAT BLACK』が発売されています。今月もJITTERIN’JINNのリリースはありませんでした。

ちなみにTMネットワークの24枚目のシングル(電気にとってはファーストシングル)、RHYTHM RED BEAT BLACK(Version 2.0)バージョン・トゥー・ポイント・ゼロというものも存在し、このシングルには、メジャーデビュー以前の電気グルーヴによる「RHYTHM RED BEAT BLACK」のカバーVersion 30000000000「3千億」が収録されています。

というわけで、ドイツのバンドでありながら、こちらもドイツらしくないバンド:レイジを長々と鑑賞しました。