「クッパ。マリオに出てくるやつ。ブォブォってやつね。」 2018年11月15日(木)公開

毎回お悩み相談が来ないため、フォームが壊れているかと思いなんどもテスト送信を繰り返していた上妻のもとにとうとう、お悩み相談のメールが届いたため、誰も聞いてないかもしれないという不安から11回目にして脱することができた今回。

あらいさんがキウイとパパイヤ-マンゴーズの海外(韓国)ツアーで体験した、おしゃれカフェでコーヒーを飲んだり、おしゃれカレー屋でカレーを食べたりした話や、2日間でハッシー&theアラビアンナイターズの新作のレコーディングをしてきた話などをしています。

そしていよいよ匿名希望(44歳)さんからの「お悩み相談」に私たちが応えています。「こどもを一喝で静かにさせてみたい」という家庭内のヒエラルキー最下層にあるお父さんからのお悩みについて考えています。宇垣美里アナ言う所のソリューションというより故・立川談志師匠の言う所のイリュージョンに近い雰囲気が漂っています。

今回は途中でthe pillowsの新曲や新譜聞いてみたりしています。相変わらず伝えるのが下手くそな上妻が、愛するがあまりに喋りすぎています。

今回の「90年代のハードロックやヘヴィメタルを聴こうのコーナー」は…

今回の一枚は、アメリカのハードロック・バンドのカトマンドゥの最初で最後のスタジオアルバム、『カトマンドゥ』です。日本では1991年2月21日にEPICソニーから発売されています。

歴史に残るようなアルバムではないらしく、WIKIを探しましたが、FASTWAYという元モーターヘッドのエディ・クラークと元UFOのピート・ウェイによって1983年に結成されたNWOBHMヘヴィメタルバンドの所にちょろっと出てくるだけですし、ひとまず海外のWIKIを調べると確かにFASTWAYの項目の中に記載があります。エディ・クラークとピート・ウェイと聞けば、まぁ何となく「へぇ。そうなんだ。」という感じはあるかと思います。そのFASTWAYのヴォーカルだったDAVE KING(vo)とKROKUS、ASIAそしてGOT⊥HARDのギタリストだったマンディ・メイヤーが中心となって結成したバンドがカトマンドゥです。B!誌のレビューをまとめると下記のような感じです。

  • 「1990年は亜流が主役を目指した年だった。勿論、力量・個性がないから端役にもなれず、単なる通行人役に終わったが…。その一方で、異彩を放ったグループもいくつか出現したが、変わり者扱いされただけという事実もあった。(中略)KATMANDUのサウンドにも強い個性がある。亜流好きには無理だろう。」(酒井)
  • 「とてもシンプルな作りのくせに、心に熱く広がっていくのはデイブのハート&ソウル(C YOKO HAYASHI)のせいなのか。勿論マンディ・メイヤーのギターの繊細な音とフレーズも彼らの大切なサウンドの要素。でも、何かムズカシくなくていいよ、コレ。これも1つの原点でしょうかね。」(大野)
  • 「この作品が本当に始まるのは4あたりからだ。曲が進む毎に、マジに深みにはまっていく。(中略)各プレイヤーの技量も申し分なく…、やはり何よりもすごいのはデイブ・キングの“歌”だ。」(増田)

とはいうものの、wikiには詳しい情報はないのですが、日本の個人サイトではよく取り上げられていて、一様に「日本だけでヒットしたアルバム」と評されています。次回のグレイト・ホワイトと比べるようなバンドではないのですが、こちらもヴォーカルがプラント系です。もっともジャック・ラッセルより線が太い。こちらの方がより雄雄しい感じです。ハードロック好きにはこちらの方が強くプッシュできます。あと、ベースが黒人の方なので、というとステレオタイプに聞こえてしまいますが、どことなくファンキーです。でも全然悪くない。俺もですね、最初から聞いててつまんないアルバムだなーと思ってたのですが、確かに4曲目あたりから、これ、すげーいいじゃねぁか、という感じになってきます。オススメです!

1991年の2月は日本でいうと、森口博子[9thシングル] 『ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜』、小田和正[6thシングル] 『Oh! Yeah!/ラブ・ストーリーは突然に』光GENJI[12thシングル] 『風の中の少年』、Mi-Ke[1stシングル] 『想い出の九十九里浜』などが発売されています。

「俺はジョン・レノンなんかに似てねぇ、俺はあんなにブサイクじゃねーんだ」by 中島らも2018年10月13日(土)公開

あっという間に今年も「年内に一度会談しましょう」と、年内があとわずか、平成もあとわずかな今日この頃。5丁目ラジオ(仮設でありながら)特設収録スタジオが6丁目にお引越しの第9回目は、ゲストにあらいさんのバンド仲間:善財和也(a.k.a.むゆうじゅ,KAMOSU)さんが、満を持して、登場。「2時間のインタビューは長かった…編集に手付かず。さすがに撮りっぱなしでは厳しい。」という編集担当のあらいさんのコメントが印象的でした。

あらいさんと善財さんの対談は、「カンパーイ」で始まり、善財さんが、周波数FM 78.0MHzのBayFMで昔やっていた10分ぐらいの番組で何をやっていたのか、「和也声が震えてたなぁ」という感想とか、P-MODELの平沢進さんの話や落語が好きだとかいう話、あらいさん(や上田くん)の大好きな中島らもさんと善財さんが対バンした時に、「この(「ブズーキー」という)楽器はどういう風にチューニングしてはるんですか?」と尋ねられた話をしています。

あらいさんによって「ほんとにこまったんが〜」の呪文によって善財さんは召喚されてしまったのではないかという懐疑から、東京大学物語、東京ラブストーリの話に。

善財さんが音楽を始めたきっかけ。サッカー、野球、ドッジボールと言った競技に対するルサンチマン。栄光に向かって走り始めた中学の文化祭でブルーハーツを演奏したこと、白井幹夫さんの弾くピアノについての思い出など、それに端を発してライブハウスに引っ張られて行く話は、カート・コバーンかニルヴァーナへ向かうかのごとく、必然というか自然というか、というお話をしています。

あがつまとのオープニング・トークではいつも通りのたわいのない話の中で、キウイとパパイヤ、マンゴーズのミニアルバム『ON SHORE』がおフランスの(時間)感覚でレコードリリースがあるかもしれないという話もありました。スポティファイItunes(600円)で「世界中のみんながちょいちょい買ってくれるといいな」とあらいさんが発言していました。

今回の映画話はクエンティン・タランティーノの『レザボア・ドッグス』(1992年 原題:Reservoir Dogs)、マイク・ジャッジ監督『26世紀青年』(2006年 原題・英: Idiocracy)などのお話をしました。また映画鑑賞のライフハック「映画を流しっぱなしでトイレに行く」が提案されました。

今回の「90年代のハードロックやヘヴィメタルを聴こうのコーナー」は…

今回は、デイヴィッド・リー・ロスの3枚目の(フル)スタジオアルバム、『ア・リトル・エイント・イナフ』を鑑賞しました。日本では1991年2月15日にワーナーミュージック・ジャパンから発売されています。ファーストソロアルバム、『イート・エム・アンド・スマイル』 (1986)は全米チャートで最高位4位のプラチナム、セカンドソロの『スカイスクレイパー』 (1988) も全米チャート最高位6位でこちらもプラチナムを記録。ですが、本作は残念ながら全米チャート最高で18位で。ゴールド・プラチナの認定に至りませんでした。

しかしながら、今年度この5丁目ラジオ「90年代のハードロックやヘヴィメタルを聴こうのコーナー」開始以来、あがつまの個人的ベスト作品です。

本作は、3大スティーブギタリスト:スティーブ・ヴァイも、後のミスター・ビッグのベーシスト:ビリー・シーンもいないのですが、あのカコフォニーで、今や日本人で一番有名な外国人ギタリストマーティ・フリードマンと一緒に活躍した、ジェイソン・ベッカーがギターを弾いています。ドラムは引き続きグレッグ・ビソネット、そしてベースは彼の兄弟マット・ビソネットが担当しています。プロデューサーは、あの、ボブ・ロックです。

とジェイソン・ベッカーどうしてるかなぁ…などと思っていると、2018年12月7日にジェイソン・ベッカーがソロアルバム『Triumphant Hears』をリリースするということです。2018年10月10日Youtubeのオフィシャルチャンネルで公開された「Valley Of Fire」には、マイケル・ファーキンス、スティーヴ・ヴァイ、ジョー・ボナマッサ、ポール・ギルバート、ニール・ショーン、Mattias IA Eklundh、マーティ・フリードマン、グレッグ・ハウ、ジェフ・ルーミス、リッチー・コッツェン、ガス・G、スティーヴ・ハンター、ベン・ウッズが参加しているそうです。

というわけで、ギリギリ全盛期のジェイソン・ベッカーのプレイが聞ける『ア・リトル・エイント・イナフ』、個人的には11曲目の「イッツ・ショウタイム!」があのバンドのあの曲にそっくりで必聴の一曲となっています!

コーナー内で「やる気がなかったので…」と言っていますが、実はやる気がありすぎてウィキペディアに『ア・リトル・エイント・イナフ』のページを作ろうとして、結局作りきれなかったという経緯がありました。