五丁目ラジオもあっという間に(目標の100回まであと82回の)18回目に。「18」というと、ブライアン・アダムスが1996年4月にリリースしたアルバム(及び楽曲)『18 Till I Die』や、読売巨人軍で言えば、前川八郎から中尾碩志、藤田元司、堀内恒夫、桑田真澄、杉内俊哉、菅野智之と代々引き継がれる野球の「エースナンバー:18」などを思い浮かべてしまいます。また18歳と言えば2015年の公職選挙法の改正で投票できる年齢です。

https://youtu.be/4Ph7LTPI8us

今回は、「ポチッとな」という新井さんの「今週のビックリドッキリメカ」を呼び出しかねない昭和の小学校帰りの子どもたちの16:30事情を経て、タイムボカンシリーズで押井守が『ヤッターマン』や第55話「カン流島の大決闘だコロン」、第59話「ボケトルマン参上だコロン」(78/2/11)などなどの制作に参加していた話からスタートしました。(その流れで、押井守さんの変名を「オシイマ」と上妻が言っていますが、正しくは「丸輪零」で、「オシイマ」は押井守さんがゲームをやるときにつけていた名前でした。)

最初はチラシだったはずの『五丁目新聞』の第1巻3号の制作に関してのお話の中では、押井守さん並みのビックネームに「新春巻頭スペシャル一言」をお願いしてしまったエピソードをお話ししています。「人にものを頼むということは、こんなに大変だったのか!」と改めて上妻は感じてしまいました。

今回のタイトル「あっ。いぬっ。」は、新井さんが、日頃住宅街をあるいていて感じた「驚き」を表したものです。

【18分52秒あたりから】今回のお悩み相談コーナーは…

3歳になる娘さんがいるお母さんからの悩み、保育園に通っているのですが、ある保育園のママ友からよくお下がりをいただくのですが、そのほとんどがもうボロボロの服で…毛玉がいっぱいできていたり、シミがついてたりと。あと、なんと言っても服の趣味が全く合わないんです。私的にはシンプルなデザインが好きなんですが、そのお家の服は、キャラクターものや、リボンや、フリフリが付いてたり、とにかくデザインがひどいのが多くて。でも、いらないとは言えず、とりあえずいただいて、資源ごみで出すしかないのです…。そして、向こうは好意で渡していると思っていると思うので、一応お礼の品をお返しとして渡しています。もうそのお家のお下がりは、はっきり言っていらないんですが、どうしたらいいですか?なんかいらない服をもらって、それを捨ててお菓子だけあげてる感じ…もういらんし!!と、宇垣美里アナのような捨て台詞と共にお悩みが寄せられました。

【41分30秒あたりから】今回の「90年代のハードロックやヘヴィメタルを聴こうのコーナー」は…

前回の中身が違うショックをひきずりつつ。今回の一枚は、アメリカのハードロックバンドMR.Bigの2枚目のスタジオアルバム、『リーン・イントゥ・イット』です。日本では1991年4月10日にMMGから発売されています。

もう、みんなが持ってるテレビ・テレパシー(俺のカラダの筋肉はどれをとっても機械だぜ(乙)の歌詞)ぐらい有名なアルバム全米No.1ヒット曲「To Be With You」が収録されています。まぁ、ほぼ説明不要かもしれませんが一応、アルバムとしてもBillboard 200では最高位が15位。

  • “Daddy, Brother, Lover, Little Boy (The Electric Drill Song)”Released: 1991
  • “Green-Tinted Sixties Mind”Released: November 21, 1991
  • “To Be with You”Released: January 1992
  • “Just Take My Heart”Released: 1992

の4曲がシングルカットされており、”To Be with YouがBillboard Hot 100(1991年)で最高1位、1992年にはJUST TAKE MY HEARTが16位を記録しています。アメリカでは120万枚でプラチナ、日本でも20万枚でプラチナアルバムの認定を受けています。

オリコンアルバムチャートの最高位6位。でもなぜか日本では、Just Take My Heartがシングルカットされ、そのカップリングとして、To Be With Youが収録されています。オリコンのシングルチャートでは最高68位。1.1万枚売れたそうです。

バーンのレビューをまとめると、「テクニック至上主義とのイメージを打破し、調和という発想の中からアルバムを構築した点に注目したい。特筆すべきはエリック・マーチンの成長である。」(伊藤 85)、「全ての曲のヴォーカルが実にソウルフルだ。エッジが強く聴いた曲やヘヴィな曲こそないが、ベイエリアサウンドに欧州風味の渋さを取り入れたブルージーな曲には以前以上の安堵感を覚えることができた。」(ジョージ 90)、「Mr.bigは上手いからすごいのではなく、その使い道を知っているからすごいのだ、とまた実感。ヴァンヘイレンを引きずり降ろせるのは彼らしかいないのではないか、という思いが頭をかすめた」(増田 91)「とにかくこの人たちは抜群の実力を持っているわけで(中略)問題は、どれだけ決定的な曲を作るかという点だ。アイディアが豊富すぎて絞り込めていないのかも…。とはいえ相変わらず曲作りはうまいし、歌も演奏も完璧だ。」(増田 91)

プロデューサーは、ジャーニーのCapturedやDeparture、Escape 、Frontiers、ヨーロッパのあのThe Final Countdown、Mr.bigの初期4枚を手掛けたケヴィン・エルソン。2017年発売のDefying Gravityでの再登板はファンの間でも話題になりました。俺の自慢のHi-Techボディー全部機械でとってもヘヴィー(再び 俺のカラダの筋肉はどれをとっても機械だぜ(乙)の歌詞の引用)なバンド:Mr.bigのもう語り尽くされた感のある『リーン・イントゥ・イット』本日は鑑賞しました。